メールをする時間帯には必ず気を使おう
私も深夜まで起きている生活だったので、店が終わりそうなタイミングにメールを出すことと、朝一番のメールは欠かしませんでした。これはかなり効いたようで、Cはそんなタイミングのメールには本音を漏らすようになっていました。
Cの本音と言ってもそれほど大したことではありません。とんでもない過去を打ち明けられたとか、そういうものではありません。今の生活は一見すると華やかでたくさんの人に囲まれているように見えるものの、実は空っぽで寂しい思いが募るだけというような感じです。そのことは分からないでもないので、私はあえてCが勤めるキャバクラに遊びに行くことはありませんでした。これはC自身が願っていたことでもありました。
こうした時間帯を考慮したメール戦略は次第に効果を発揮して、いつしかCの生活には私からのメールがあって当たり前という存在になっており、時々私が寝てしまっていたり、忙しかったりでメールをできなかったりすると、Cから「今日は忙しいのかな」というようなメールが来るようになりました。出会い系サイトを長らく使ってきた経験を踏まえて、女性からこんなメールが来るようになると事実上の勝利宣言です。
もう攻略は成功しているのも同然なので、ここから先は焦る必要はありません。いえ、むしろ焦らず“その時”が来るのを待てば良いのです。
“その時”というのは、いったいどんな時なのか。これについては人によって発されるサインが異なりますが、明らかに普段とは違うことを話したりメールして来たりするので、いつもと様子が違うことが簡単に分かります。それに気づくためには、やはり普段のメールで相手の普段がどうなのかをしっかりと知っている必要があると思いますが。
普段気丈に振舞っているCが、弱気になったような発言をして、「今から時間ある?」と言ってきました。これはまさしく、“その時”が来た瞬間です。
